2006年09月11日

前回の続き。

え〜、前回から少しばかり時間をいただき、いろいろ自分の考えをまとめていました。

まずは、地雷の話から。

今回の地雷の完全廃棄の根底には、今もなおカンボジアの地に眠っている大量の地雷があります。ポル・ポト派が埋設した地雷は、内戦が終わっても人々の生活を脅かし、多大な犠牲者を出してきました。前述したように、対人地雷は殺傷が目的ではなく戦力の削減が目的のため、重傷を負って四肢を失った人たちが増えつづけているのです。


が、それを踏まえても、地雷完全破棄は余りにも愚行過ぎると思います。

そもそも、地雷の埋設は国家の正規軍が行い、地雷を埋設した場所の地図及び埋設した地雷の種類や個数などは複数の仕官の手により各自保管し、また、地雷原には鉄条網を張り地域住民が誤って進入しないようにされていました。これは地雷敷設の常識で、旧日本軍も例外ではありませんでした。さらに、一度事が終われば、埋設された地雷は軍隊が責任を持って撤去していたそうです。
しかし、今回のカンボジアのケースは、復権が絶望と見たポル・ポトが半ばやけっぱちで地雷をばら撒き、しかも地雷を埋設したのが字もろくに読めない農民兵だったことが災いしました。そもそも、地雷を撤去する意思がないので、種類も、個数も、埋設場所も定かではないとんでもない地雷原が出来上がってしまったのです。

ここで、今度は自国日本を見てみましょう。日本は島国であり、その海岸線の総延長は30,000キロメートルにも及びます。果たして、有事の際自衛隊と海上保安庁、それに警察だけで上陸を阻止できるものでしょうか?

答えは否です。

ここまで入り組んだ海岸線を持つ国なのに、侵入を防ぐには余りにも人が足りません。さらに、武装集団に対し警察の装備は余りにも貧弱です。深夜こっそりと上陸を果たした武装テログループが、近所で車を奪い大都市へ移動。そこで大規模な軍事テロを行う・・・・・悲しいかな、これが夢物語だと一笑できないのが今の世界情勢です。実際問題、日本に上陸して現地にいた人を拉致してお持ち帰りしているんだから、某国は。

国防という大事な問題を差し置いて、碌な議論もせずに地雷を破棄した時の政府に、自分は驚きを禁じ得ません。
posted by 団長 at 18:53| 鹿児島 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | TEDIOUSLY TALK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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